4年間の中学受験生活を振り返る6回目です。
今回は6年の前半(夏休みまで)です。
まだこの段階では、2月1日受験校が確定していませんでした。理由はこれまで書いてきたように、成績のブレが大きすぎて、1日に開成を受けられる(受けるという判断をすべきかが本当に悩みどころとなった)かを考えていたためです。
この段階では、
1/8 西大和?
1/10 栄東A
1/21 市川 or 1/22 渋幕
2/1 午前:開成 OR 渋渋 OR 麻布 午後:都市大
2/2 午前:聖光 午後:都市大等々力
2/3 筑駒
2/4 聖光2回目
2/5 渋渋3回目
というような形で考えていました。
ベストケースとして、1/10に栄東で東大特待→渋幕受験・合格→開成→聖光→筑駒で終了と想定していました。結果としてはほぼ想定していたような形になりましたが、かなりの綱渡りであったことは否めません。
成績
1月の組分けの結果は成績が戻ってきた中でのものだったので本当にショックでした。しかも本人はかなりの手応えを感じていたにもかかわらずの成績だったので、余計にショックが大きかったです。
ちょうど6年になるタイミングだったことや家庭内がギスギスしてきたこともあり、中学受験自体を撤退し、高校受験にシフトするということも何回も話し合いました。周りでもこのタイミングでサピをやめ、SAPIX中学部に入りなおすお子さんが多かったのも大きかったです。最後までやりとげようということになりましたが、私たち親は不安でしょうがなかったです。ただ本人がこのテストの結果にどうしても納得ができないということで、3月の組分けでもう1度考えようということになりました。3月組分けではかなりいい成績を取ることができ、私たちも少し落ち着きました。が、その後も成績が安定することなく、本当にきつかったです。
6年生前半
5年末でフォトンのカリキュラムが終了し、6年からは超難関校向けの思考型の問題演習を行うということだったので、この演習はとらず、サピの復習とフォトンの復習(5年位からのもの)に1学期の間は集中していました。
おそらく子供の気持ち的に転機となったのは、GS特訓だと思います。マンスリーの点数が悪かったので、何クラスかある開成クラスの一番下のクラスでのスタートでした。そんな中でもGS特訓の間で1番上まで上がることができたことがとても自信に繋がったように思います。
夏休み
正直6年生の夏休みと年末から入試までは本当に子供は頑張っていたと思います。
小学校の夏休みが7月上旬から始まったこともあり、スケジュールを決め、1日12時間程度机に向かっていました。もちろん子供なので、机に向かっているだけで集中している時間はもっと短いですが、それまでに比べれば、見違えるほど頑張っていました。この時期に、
と
に取り組めたことが算数を安定させられた大きな要因だと思います。
過去問は夏休みが終わるまでは、有名中で指定された教科を指定されたペースで提出し、添削を受けるという程度しかやっていませんでした。
早稲アカ
6年に入ると早稲アカのNNが始まるかと思います。NNの説明会も何度か行きましたが、特にNN開成の雰囲気が苦手でしょうがなかったです。
他の受験生のレベルを知るために何回か開成と麻布、渋幕を受けました。麻布、渋幕はそれなりの結果が出たのですが、開成は何回受けてもNNの入会レベルにも届きませんでした。(開成のサピオでは60%出ていたので、相性が悪かったのだと今は思いますが、当時は不安でしょうがなかったです)
次回は9月以降の話の予定です。