中学受験を振り返って(5)- 5年 part.2

4年間の中学受験を振り返る5回目です。

今回は5年生のSAPIXの復習とそれ以外にやったことなどです。

 

サピックスの復習

暗記系は4年生と変わらず、

apps.ankiweb.net

を使っていましたが、私たちがあまり時間をとれなくなった関係で、入力が追いつかず、形骸化してしまい、ほとんど効果はなかったと思います。Ankiはほんとにちゃんとやれば、すごくおぼられるツールなので、ぜひ活用してみてください。

 

5年生は週3回になったこともあり、少しずつスケジュールがタイトになっていきました。最初のうちは、サピックスの授業がある日以外の4日で復習を終わらせるという4年と同じようなやり方でやっていました。しかし、前述のように目をかけられなくなった関係で、本人にまかっせきりになり、あまり真面目に復習はしていなかったように思います。

よく言われる復習ノートのようなものも作りましたが、結局本人がやらなくなったり、あまりに間違いが多かったりで挫折しました。

 

サピックス以外

成績が急降下した5年生後半は、次のようなことを念頭に置き、勉強を進めました。

  1. 基礎に立ち返る
  2. 私たちがちゃんとみる
  3. 得意なところ(分野)を伸ばす

 

1については、算数は基礎トレを確実に毎日こなすのと、フォトンのテキストを4年の最初の分からやりなおしました。それ以外に以下のような問題集をやりました。

中学受験算数で最も役立った本の一つです。受験算数における処理の速度を上げるという意味では非常にいいと思います。発展編も6年に少しだけやりました。

また定番ですが、文章題が得意だったので、それに磨きをかけようと

も1日2題くらいずつですが、やっていました。
図形の必勝手筋などもやろうとしましたが、まだ解ける感じではなかったので、このときはやりませんでした。(6年の夏休みには問題なくとけるようになっていました)
そのおかげかはわかりませんが、5年生最後の方には算数の偏差値は63-65くらいには戻っていました。

 

国語は、1年生からの漢字をすこしずつやり直すことで穴を埋め、あとはサピックスのテキストと、

の問題文の音読と口頭での要約を毎日続けました。その成果かはわかりませんが、5年生後半から国語が非常に伸び始め、いわゆる酷語だったものが国語で一番の得点源になるというまでに最終的にはなりました。

 

理科と社会は本当に基本的なことを覚えていなかったので、理科については

このシリーズで本当に基本的なことから覚え直しました。

社会は、サピックスの白地図と年表を繰り返しました。

繰り返しになりますが、特に男の子はどのタイミングで自走させるようにするかということが非常に重要だと思います。適切なタイミングでソフトランディングできることが本当に大切だと思いしりました。