東大へ入ろうね会と彼我の差

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最近ではジャガー横田の息子さんの企画など受験に密着するというテレビの企画は散見される。
その中でも、最も印象に残り忘れられないのが、今からちょうど30年前に「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」でやっていた「勉強して東大へ入ろうね会」という企画だ。
河合塾に通う予備校生から選抜された本気のメンバーが東大への入学を目指すという企画で、特に印象に残っているのが、広瀬くんだ。
広瀬くんは結局2浪したものの、東大には合格せず、慶應へ進学した。
当時、中学生だった私は毎週本当に楽しみに見ていて、今でも思い出すのが広瀬くんが
√2の無理性の証明を口頭でしていたことだ。ただただこの人すごいなと思った。東大不合格に終わったときもこんなすごい人でも合格しないんだと思い、当時の自分の勉強との差を感じたのを覚えている。

 

翻って、我が家の子供をみると本当に幼い。一応その日に決めた勉強はなんとかこなしているものの、中学受験のあんな難しい問題が解けるようになるのかと本当に思う。今の子供からの連続性が今の所は見えない。広瀬くんに感じたような差をすごく感じる。
とはいえ、3年弱できちんと勉強すれば、そこまで行けるようになるはずだから、可能性は信じたい。本人の中学受験したいという気持ちが続く限りはサポートしよう。