今日から、SAPIXでのZoom授業が始まった。
Zoom授業の位置づけとしては、あくまで補講をオンラインで行うということらしく、テキストを自習し、動画を視聴している状況での受講という形になっている。
復習主義を掲げるサピックスが予習を前提に組んでいる時点で自己矛盾を感じるが、背に腹は変えられないくらいの落とし所だったのだろう。早稲アカが先んじてオンライン授業を始め、比較的うまくいっている一方で、ノウハウがない中で、苦闘しているのが「お知らせ」をみても痛いほど感じる。
コロナが落ち着いたあと、オンライン授業や動画をどのように提供するか、しないかで中学受験塾の勢力図が変わるかもしれないと最近思う。
強制的に自習期間になったことで、対面授業の良さだけでなく、本当に対面授業が必要なのか、オンライン授業のあり方等を考える契機にはなっており、大きなパラダイムシフトを起こす可能性を秘めている。
と前置きが長くなったが、初めてのZoom授業。
初回ということや先生がいつもの先生と違っていたりと、少し緊張したようだ。
授業内容も対面授業とは大幅に異なり、本当に重要な所に絞った内容となっていた。
オリエンテーション時よりは、SAPIX側もなれている感じではあったが、まだ手探り感が溢れていた。
子供の感想としては、動画授業よりもやはり対話できるZoomのほうがいいということだったので、引き続き参加する方向で行く予定。
オンライン授業はおそらく5月一杯だけだろうから、ある意味貴重だろうし、少しでも楽しんでくれるといいな。